他人のセックスを拝見する機会は、普通はありません。
男にとって唯一参考になるはAV。それが大きな間違いを引き起こします。
何もしゃべらずにもくもくとガシガシとセックスをする、もしくは「どうだ、気持ちいいだろう。オマンコがべちゃべちゃじゃぁないか。」とやたら男優のようにしゃべる男。どちらも間違っています。
この記事ではセックス中の会話、雑談について掘り下げていきましょう。答えがあるはずです。
やたらしゃべる男
セックスをしているときに口数が多い。
それは自信のなさを表しています。普段の同僚との会話と同じです。人の反応を見ずに自分が言いたいことだけをひたすらしゃべる人、あなたはどう思うでしょうか。
会話はコミュニケーションです。お互いのバランスが必要です。セックスの際にもそれは同じで、ひたすらしゃべる男はただチンコをこすって精子を出すために相手を利用しているのです。
自身がなくてただ欲を解消するため、そのように女性は受け取ることが多いので、自分がセックス中によくしゃべるタイプだな、そう自覚がある場合は一度まったくしゃべらないセックスをしてみましょう。
集中すべきは相手を気持ちよくさせる、この一点です。
腰を振りながら仕事の愚痴を言ったりなどまったく関係のない話をする人は論外です。相手への配慮が全くないオトコと断定できます。
黙りすぎる
しゃべりすぎるよりはマシです。そしてシチュエーションにもよります。
あまりお勧めしませんが、むさぼるようなセックスをする場合、黙ることは効果的です。聞こえてくるのはあなたの鼻息だけ、そういう状況は女性を興奮させます。
ですが普通のセックス、要するにベッドに二人で横になってゆっくりするセックスにおいては黙りすぎるとちょっと気まずく感じるでしょう。
普段からの関係性とはかかわりがなく、基本的にセックスにおいては女性は受け身で男性が主導権を握ります。なので、女性は自分からは話さないことがほとんどです。なので、雰囲気を作っていくのはあなたの仕事、ということになります。
あまりにも黙っていると、特にまだ付き合いが浅い場合は、ちょっと不気味に映るかもしれません。セックス中は何もしゃべらない、男とはそういうものだ、そう決めつけている人は認識を改めましょう。
しゃべりすぎる男よりはマシではありますが、それでもだんまりを決め込むのはよくありません。
どうすればいいのか
セックスはバランス感覚が非常に重要なコミュニケーションです。主役はあなたでも相手でもなく、「二人とも」であるべきです。
ですが主導権は男性が持っているので、2人が主役になれるような雰囲気を作っていくという大役があり、それを可能にするのがセックス中の効果的な会話と言えるでしょう。
もうお分かりだと思いますが、程よい量の会話が望ましいです。
最もいうべき言葉は相手を気遣う言葉でしょう。
- 痛くない?
- 大丈夫?
- 気持ちいい?
相手を慮る言葉は積極的に口にするようにしてください。なお、「気持ちいい?」はなかなか使うのが難しい言葉ではありますね。相手が気持ちいいのかどうかはしぐさから判断すべきなので、「どうだ気持ちいいだろう」というニュアンスの「気持ちいい?」は使わないように。
また、自分の希望を伝えることも重要です。もっとこうしてほしい、こうされると気持ちがいい、そういうことは積極的に伝えてください。恥ずかしいかもしれませんが、あなたが言うことによって、相手も口にしやすくなります。
まとめ:すべては相手のために
会話は基本的にホスピタリティ、要するに相手のためのおもてなしであるべきで、それはセックス中も変わりません。
会話の重要性は、2人の関係の深さや付き合っている期間によって変わってきます。初回はお互いに緊張しているので、その緊張をやわらげるような会話が必要になります。
ある程度関係が深まった二人は、よりよいセックスのために会話が必要になります。
相手が何を求めているのか、どんな場合でもそこが出発点となりますので、それを忘れないようにしましょう。
なお、上記でも触れましたが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」。これも肝に銘じてください。