セフレという言葉に嫌悪感を持つ人は多いと思います。
いや、嫌悪を示しておかないと、倫理観を疑われる、白い目で見られる、そういう理由から否定の立場をとっているという人がほとんどでしょう。
はっきりと宣言しますが、私はセフレ推進派の急先鋒です。多くの人がセフレをもって楽しく気持ちよく生きていくべきだと本気で思っています。
今回は、そんなセフレに対する私の考え方をいくつか書いていこうと思っております。
不倫とセフレの違い
不倫とセフレは違うのでしょうか。
ケースによってはこの二つはイコールになることもあるでしょう。このふたつの違いを大きく分けるものは、恋愛感情、そして関係の進展でしょう。
不倫はどちらか、もしく両方が本気になってしまい、お互いのパートナーに別れを告げて真剣に交際したいという未来を見ているものです。
先に進んでいこうとするのが不倫であれば、セフレは今を大切にする行為です。
今を全力で楽しむのです。
これはセフレがいる人にしか理解できないことかもしれませんが、セフレという関係性は本当に素晴らしいものです。セックス「フレンド」なんです。
セックスが気持ちよいのはもちろんですが、2人には過去も未来もないのでその場を純粋に楽しむことができます。ほかの人には言えないことも相談できるし、隠していた性癖も披歴できます。
大げさではなく、これは一種のマインドフルネスなんです。
これだけを聞いていると、セフレも悪くないなと、あなたも思うはずです。私は実際に、セフレは資産だと思っています。
帰る場所があるからできるという側面
セフレになった二人は、なんのわだかまりもなく純粋にセックスを楽しみ、普通のカップル以上に本音をさらけ出して会話をします。
そこには、今までの経緯やこれからの二人の関係性への配慮はありません。
これを可能にしているのが、帰る場所の存在です。
家庭があるからこそ、彼女がいるからこそ、こころから行為を楽しむことができます。
言葉を変えると、精神的にも経済的にも相手に依存しないからこそ、自由かつ純粋に関係を楽しむことができるのです。
やはり人間は、寂しいから、安心したいからという理由で異性と付き合いやがて結婚します。そして、一度手にした安定を失いたくはないので、それを守るために無理や我慢をします。それが夫婦関係が悪化する主な原因です。
そういった我慢や不要な気遣いをしなくてもいいので、セフレという関係性は自然に長く続いていきます。だって二人とも会いたくて会っているのだから。
違法じゃないけど不法
相手もしくは自分が既婚者であった場合、セフレは不法行為になります。違法行為ではありません。
よく芸能人の不倫が暴かれますが、あれは当事者間の問題であり、第三者はもちろん警察も介入することではありません。もちろん逮捕されたり、刑事罰に問われることもないわけです。
今の日本の夫婦関係、要するに一夫一妻で一度結婚すると他の人と性行為をしてはいけない、という社会通念が確立されたのは、せいぜいこの100年です。それ以前は夜這いや今で言うスワッピングという行為も行われていたと聞きます。
お祭り、盆踊りなども、そういう場であったみたいですね。
もちろん、今の常識に表面上は合わせていかないと生活はできません。それが前提ではあるのですが、もしあなたが、特定の人とだけ肉体関係を持つべき、そう思っているのであれば結婚をしてお互いにその約束をすればいいと思います。
でも、心の奥底で、いろんな人とセックスしたい、楽しみたいと思っているのであれば、私はその声を無視すべきではないと思います。
もしそのような本心を抱えたまま窮屈な夫婦関係を続けていると、いつ爆発してもおかしくない大きな火種を抱えたまま生きていくことになります。そのような鬱屈した夫婦関係は子供にも悪影響を与えます。
そういう時、役に立つのがセフレを作る、という考え方です。セフレは家庭円満のため、そう言い切る主婦も多くいました。男性も同様です。
セフレがいるからこそ、家庭がうまくいっている、実際はそういう夫婦は表面化しないだけで思っている以上に多いはず。
まとめ:ネットだから言えること
ということで、セフレについて私が思っていることをお話しました。
ネットだから言えることです。
でも実際にはこういう記事に多くの人が集まるのです。それだけ、社会というものは皮をかぶっていて、相互監視や社会通念で出来上がっています。私たちの理想ではなく、教科書の理想の世界を目指して進んでいます。
でも実際、人間は泥臭く気まぐれでコントロールが難しい生き物です。毎日同じ人格ではいられません。仕事に行きたいくない時もあるし、誰かと無性にセックスをしたくなる時もあります。
だから、もう少し大きな言葉で言うと、セーフティーネットとしてセフレを持つという考えもありだと私は感じています。